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まさか脳梗塞だったとは…。閃輝暗点・頭痛・脳梗塞
もうすぐ年が明けますね!
今年もコロナも含めて様々なことが起きました。来年は良い年になると良いですね!
さて、この時期は寒さも厳しいですが、この時期は脳梗塞も多いって知ってますか?
実はわたくしもこの時期に脳梗塞をしたうちの一人でございます。
今日はそんな私の体験談を書こうと思います。
皆様の中でふいに視界の周辺からキラキラギザギザと光のようなもの(灰色じゃないテレビの砂嵐みたいな感じ)が現れてジワジワと視界が狭くなる症状を経験したことがある方はいらっしゃるでしょうか?そして、それが収まった後に頭痛が起こるなんて経験をしたことはないでしょうか?
閃輝暗点(せんきあんてん)
この症状はこう呼ばれています。
私がこの症状を初めて感じたのは小学校3年生くらいだったかと思います。ふいに訪れて視野が狭まるので、国語の授業で教科書を読まされる時なんて次の文字が見えなくてうまく読めず、先生に叱られたこともあります。
ひどいときは視野がほとんどキラキラで埋まり、歩くのも大変だったこともありました。
私の場合、閃輝暗転が出る前触れとして必ず起こることがあります。それは、
面と向かって話している相手の片目が認識できなくなる
という事です。
↑こんな見え方
黒く欠けてしまうとかではなく、認識できなくなるという感じです。
片目をつぶると盲点の部分が見えない状態と似ています。
その後ジワジワと視界が狭まり、時間がたつと収まって頭痛が出始めるという感じでした。
幸い頭痛はそんなに酷くなく、閃輝暗転も1~2年に1回くらいと激しく出ていたわけではないのでそのまま過ごしていたわけです。
そんなある日の事。仕事場で例の前兆が現れます。当時働いていた院で受付をしてくれていた方と話をしていると、その受付さんの右目が認識できなくなりました。
「またいつものか~」
と、その時にはその程度しか考えていませんでした。
しかしいつもと違うことが起こります。
症状が収まらない。そして、キラキラした光が出てこない。
いつもであればキラキラギザギザした光で視野が狭まっていくはずですが、その日はそれが出てこず、いつまでたっても話相手の顔の片目部分が認識できないだけ。しかも30分たっても1時間たっても症状に変化なし。
ここで早めに病院に行くべきでしたが、私はいつもの閃輝暗転なはずと思い、様子を見てしまったのです。
しばらくしても症状が収まらず、仕事を早退し念のため脳外科でチェックしてもらうことに。
ちなみにここで眼科ではなく脳外に行ったのは、両目ともに同じ症状を出していたため目の異常ではなく脳の方からだと判断しているためです。
脳外にて検査し「脳梗塞です」と言われたのでした。
脳は一度ダメージを受けると元に戻りません。私は一生見えずらい状態になったのでした。
脳梗塞が起こったときは、その箇所で腫れたりなど様々なことがあったのでしょう。最近では脳梗塞直後よりも認識はできていると思います。
↑最近はこんな見え方
皆さんも「いつもの事か」と油断していると別の事が隠れている場合もあります。
自分の体のサインには敏感になりましょう!!