ブログ・空き状況お知らせ

2023-01-16 12:30:00

「最近肩が痛い…五十肩かな?」自己判断はNG

皆さんの中には五十肩で悩まれている方も多いのではないでしょうか?

 

肩が痛みで動かせない・上げられない等、日常に支障をきたすこともあると思います。

 

でもちょっと待ってください!それって本当に五十肩ですか??

 

 

そもそも四・五十肩ってどんなものでしょうか?

 

四・五十肩というものは本来の名前ではなく、専門的には「肩関節周囲炎」と言います。

肩が上がらなかったり痛くて動かしにくくなったりという症状が出るのですが、実は似た症状を出す別の疾患もあります。

 

腱板損傷、石灰沈着性腱板炎、インピンジメント症候群…etc.

 

これら肩関節周囲炎以外の疾患はレントゲンやMRI、診察などによって診断されていくわけですが、肩関節周囲炎以外の疾患に当てはまらない場合、初めて

「肩関節周囲炎」と言われるわけです。

 

さて、悩まれているあなた!その肩、しっかり検査しましたか?

 

昔あった例を紹介しましょう。

70代女性 肩の痛みで来院。 手をバンザイする様に動かすと強い痛み。

本人は「五十肩になっちゃったみたい~でも私70代だから若返ったって事よね!」なんて冗談も言っておりましたが、様々な検査をしたうえで「腱板損傷」の疑いがあり整形外科で検査をしてもらうことに。

そして最終的に手術を受けることになったのでした。

 

自分で「五十肩」と思っているだけで全く別物であることもあります。

 

逆に五十肩と思っていたら筋肉のバランスを崩していただけで、少しの施術で元通り動くようになる方もいます。

 

自分で判断せず、まずは専門家に相談するのが症状改善の近道ですね!